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投資額は230億ウォン

ニッタ、韓国ニッタムアーの工場を移転・拡張

工業用品 2024-10-02

 ニッタの連結子会社韓国ニッタムアー(KNM)は、韓国・亀尾市の工場を移転・拡張し、10月1日から新工場での操業を開始した。投資額は230億ウォン、土地面積は3万312㎡、建屋面積は2万1,705㎡(旧工場の2.3倍)。環境設備には大気汚染防止設備(スクラバ式)を導入している。


 同工場では、自動車用樹脂チューブアッセンブリ、一般産業用各種樹脂チューブ、ホースの生産、空圧・半導体用各種継手類、ホースアッセンブリなどを生産する。

 ニッタグループは、中長期経営計画『SHIFT2030』におけるホース・チューブ製品事業の「更なるグローバル化へのSHIFT」の一環として、高いグローバル競争力を保有する韓国系企業への対応力の向上、また今後さらなる成長が見込まれる半導体業界(Alの核心部品であるHBM:高帯域幅メモリ)、自動車業界(NEV:新エネルギー車)、2次電池業界(EV、ESS:電力貯蔵システム)への製品供給体制を強化するべく、KNM工場を移転・拡張した。

 新工場では、新たに生産設備(押出ライン、自動組立ラインなど)を導入し、生産能力を増強・最適化することで、QCD(品質、コスト、納期)においてさらなる向上を図る。

 また、作業環境の改善、福利厚生設備の充実、関係法令に遵守した安全・環境対応など、さらなるコンプライアンスの強化を図り、全てのステークホルダーに喜ばれ満足してもらえる企業を目指す。

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