独・Tire Tech、タイヤ製造加硫プレスで日本市場に期待

　ドイツ・ハンブルグに本社を置く、ハーブルグ・フロイデンベルガー（HF）社のTireTechグループは同社製タイヤ製造設備製品での日本進出に大きく期待している。

　HF社は創業165年の老舗ゴム用機械メーカー。創業以来、これまで7,000台以上のタイヤ製造加硫プレスを供給し、世界のトップ10タイヤメーカーと提携している。ドイツ、イギリス、アメリカ、イタリア、クロアチア等の拠点で、世界中のカスタマーニーズを満たすカスタマーソリューションのための包括的な専門知識を提供してきた。

　「日本市場には、老朽化した加硫プレスを置き換えるために、全自動でエネルギー効率の高い52インチサイズのコンパクトなフットプリントと高い圧力を持つ複合キャビティキュアリングソリューションを提供。特定の部品の製造、製品のメンテナンス、および必要に応じてサポートを提供するために、既に日本の複数のパートナーと協力している」（同社）。

　HF社は、タイヤ製造機械の性能を向上させるサービスや技術的なアップグレードを提供するほか、トラック、乗用車、スクーター用の各種タイヤサイズに対応した硬化プレスのエンジニアリング、製造、設置、試運転、メンテナンスも行っていく方針だ。