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【会社訪問】

タキカワエンジニアリング、設計から製造、メンテまで一貫対応が強みの工業用計測機器メーカー

工業用品 2023-12-11

 タキカワエンジニアリング(本社・東京都八王子市)は、工業用計測機器メーカーで、レーザー外径測定器等の測定機器や外径凹凸検出器等の検出機器、外径制御ユニット等の制御機器など、押出成形品の生産工程で品質管理をする際に使用される機器を幅広く開発・製造・販売している。

中桐康二社長


 同社は1977年にレーザー光線応用機器と医療用電子機器に関するエンジニアリングを目的に創業され、1978年に新製品の本格的な商品化に取り組むため、八王子市にタキカワエンジニアリングとして設立された。

 設計から製造、メンテナンスまで一貫して行っているのが同社の強みで、高い機能性と品質、きめ細かいサービスにより顧客から信頼を得ている。

 同社の検査機器は、電線をメインに、ホース・チューブやパイプなどの押出製品メーカーに多く採用されている。電線については国内大手4社をはじめ、ほとんどのメーカーに使用されている。被覆電線の押出成形生産ラインには、同社製品のみで品質管理体制をワンストップで構築することができるという。

 今年4月に就任した中桐康二社長は、今後の事業拡大に向けて新たな取り組みを推進している。それが従来主力であった丸形から平面、角形、異形への対応拡大だ。

 同社は長年、電線に代表される丸形押出製品に対応する検査測定機器を主力にしていたが、新規市場・新規顧客を開拓するために平面、角形、異形へのチャレンジに取り組み始めた。

 手始めとして、平面や角形に対応する表面欠陥検出器の開発・販売に着手した。その一つが、新製品「平面シート検査装置」だ。高速・高精度の平面シート向け外観検査装置で、1K、2K、4K、8Kのライセンサーカメラを装着することで、平面だけでなく、角形や異形製品の外観も検査でき、顧客のさまざまな要望に応えることができる。また、テーマにより学習機能を搭載しているため、良品公差のばらつきを吸収する検査も行える。

 素材のムラ、表面汚れ・キズ・異物、端部の変形・欠けなどを検出でき、外部パラレル通信、シリアル通信に対応し、欠陥種分類機能(オプション)も搭載できる。また、従来品の平面欠陥検出器「FM―11L」に画像処理保存機能を搭載した新製品も開発。新製品は平面だけでなく、角形、異形にも対応できる。

 中桐社長は「これからは、丸形検出だけでなく、平面や角形、異形などさまざまな形状の製品の検査・測定を可能にすることで、新規需要を創出していく。顧客の要望に合わせたカスタマイズ対応を行い、新規顧客開拓に取り組んでいく」と語る。

 ■タキカワエンジニアリングの概要
 ◇本社=〒192―0904東京都八王子市子安町3―35―5◇資本金5,000万円◇業務内容=工業用計測機器、コンピュータ応用機器、光計測応用機器の企画・開発・設計・製造◇海外代理店=中国、タイ、アメリカなど12カ国

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