日本ベルトエンドレス工業会、役員会と商工懇談会を開催

　日本ベルトエンドレス工業会（略称：JBE、羽渕繁会長＝長栄物産社長）は11月7日、大阪府大阪市のホテル日航大阪でJBE役員会と商工懇談会を開催した。

　商工懇談会では、JBEの役員・理事のほか、近畿ベルトエンドレス工業会会員企業、来賓として小島孝彦西部工業用ゴム製品卸商業組合理事長（角一化成社長）、さらにニッタ、バンドー化学、三ツ星ベルトなどから31人が参加した。

　冒頭、羽渕会長が「景気の先行きが不透明な状況が続いており、ベルト業界も同様の状況が見受けられるが、商工懇談会などを通して商業者、エンドレス業者、メーカーなど業界が一体となり、ウィンウィンの関係を築いていきたい」とあいさつ。


　懇談会では、メーカー各社から直近の市況と、エンドレス工業会が事前に用意した①ブリヂストンのコンベヤ事業撤退後の対応②老朽化する製造工場の対応③エンドレス接着加工における技術的課題④エンドレス加工料金の適正化に向けての考え方――などの項目について回答があった。

　その後、「エンドレス業界の歴史と2023年のゴム産業」を演題にポスティコーポレーションの馬場孝仁社長が講演。講演後は懇親会に移り、小島西部ゴム商組理事長が乾杯の音頭をとり会食と懇親を楽しんだ。

　中締めには柳浦文隆副会長（東部・会長、トーヨー産業社長）が「エンドレスの付加価値を高めよう」と呼びかけ、関東一本締めで懇親会を締めた。