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「ありそうでなかった」をキーワードに新商品を展開

丸五、「2023年商品展示会」を開催

工業用品 2023-02-13

展示会のようす


 丸五は1月17~20日に岡山で、2月1~3日に東京で「2023年商品展示会」を開催した。同社は今後、機能やデザイン性、使い勝手にフォーカスしたシューズと手袋の新商品をラインナップし、「ありそうでなかった」をキーワードに商品を展開していく。

 同展示会では既存製品だけでなく、雨用のローファー「RAINローファー#62」や、軽量と通気性にこだわったつま先ガード入り作業履き「マンダムLightCool#813」、カラフルでおしゃれな子供用手袋「iroiro GUNTE KIDS」、やわらかく手にぴったりとフィットする天然ゴムを使用した作業用手袋「やわぴった」といった新商品を打ち出した。

 

女子高生のセカンドシューズとして期待の「RAINローファー#62」

「RAINローファー#62」(真ん中と左)


RAINローファー#62(右)


 「RAINローファー」は女子高生のセカンドシューズとしての使用を想定した、雨用のローファー。サイズはS(22.0~22.5センチ)、M(23.0~23.5センチ)、L(24.0~24.5センチ)で、カラーはブラックとブラウンを展開している。2023年5月からの販売を予定している。参考上代は、税抜きで一足2,000円。塩ビの一体成型によってソールが剥がれる心配がなく、丈夫で長持ちかつ完全防水なのが特長だ。自動化によって、二足目を購入しやすい低コストでの提供を実現した。

 「丸五にとって、ローファーは初めての試み。従来は、学生が一足のローファーを壊れるまで履く、というパターンが多い。同製品をプラスワンとして併用してもらうことで、靴を長持ちさせることも可能になる。機能とデザイン、価格にこだわったローファーだ」(丸五)

 

軽量化と通気性にこだわった作業靴「マンダムLightCool#813」

ブラック、グレー、マーブルの3色展開


 つま先ガード入り作業靴「マンダムLightCool#813」は、「軽量化と通気性にとことんこだわった」(同)。その重さは片足約250グラム。また通気性に関しては、メッシュ加工をベロ部分にまで及ばせることで、もう一段階高めることに成功した。サイズは24.5~28.0センチ(27.5センチは無し)で、カラーはブラック、グレー、マーブルの3色展開。2023年5月からの販売を予定している。参考上代は税抜きで4,000円。

 「倉庫やピッキング作業の現場での使用を想定している。また、物流業界への販路拡大の可能性も感じている」(同)。

「マンダムLightCool#813」と既存製品に風を当て、通気性を見るデモンストレーション。画面左側が同製品。右側の靴に比べて温度が低く、アッパー部分まで風を通していることがわかる


水に浮くほど軽量な「マンダムLightCool#813」


 

カラフルな子供用手袋「iroiro GUNTE KIDS」

iroiro GUNTE KIDS



 「iroiro GUNTE KIDS」は、カラーを選べる暖かい子供用手袋。サイズはSS、S、M、カラーはピーチ、レモン、ソーダの3色を展開している。編み目が細かく、伸び縮みしやすいのでぴったり手に馴染むフィット感や、汚れが落ちやすく強度に優れた糸を使用し、繰り返し洗濯できることなどが特長。

 

発泡天然ゴム使用、ぴったりフィットする作業用手袋「やわぴった」

やわぴった


 2023年7月に発売予定の作業用手袋「やわぴった」は、発泡天然ゴムを使用することでゼロストレスの柔らかさを実現。指先までぴったりフィットする。手のひら部分には凹凸ウロコパターンを採用。少ない力でも対象物をしっかりキャッチするグリップ力によって、細かい作業から力作業まで対応することが可能だ。サイズはS、M、L、カラーはライトブラウンとモスグリーン、シルバーグレーを展開。手の甲部分にはかわいらしいキャラクターもあしらわれている。参考上代は、税抜きで一双250円。

片手で難なく箱が持てる、やわぴったの高いグリップ力


 同製品は指先のカットが可能で、さらにカット後に糸の綻びが出ないよう工夫した。タッチパネル等を使用する作業においても手袋を外す手間を省くことができる。また抗菌防臭加工で手袋の中を清潔に保つ。

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