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製品運搬コンテナに活用

豊田合成、車部品向け「CNF強化プラスチック」を実用化

工業用品 2022-09-21

 豊田合成は車の内外装部品向けに開発した、鋼鉄の5分の1の軽さで5倍の強度を持つセルロースナノファイバー(CNF)を用いた「CNF強化プラスチック」で軽量化した製品運搬コンテナを作製、9月から同社工場内での活用を開始した。自動車部品への採用を視野に、実地での活用実績を積んでいく。

 工程内で使用済のポリプロピレン製コンテナのリサイクル材にCNF強化プラスチックを配合し、6%軽量化したコンテナを作製した。従来のコンテナに比べ、ライフサイクル全体で6%のCO2削減を見込んでいる。

CNF強化プラスチックを用いて軽量化した製品運搬コンテナ


 同社では、自動車部品のライフサイクル(原材料調達、生産~リサイクル・廃棄)におけるCO2削減の一環として、強みである材料技術を用いた各種バイオ素材の活用を進めている。その中でも、植物を原料としているCNFはプラスチックなどに配合して補強材として使用すると、製品の「軽量化」や「自動車部品へのリサイクル」を可能にし、脱炭素・循環型社会を目指す上で有効な素材だ。これまで、車の内外装に使われる汎用樹脂(ポリプロピレン)にCNFを配合した際の耐衝撃性の低下が実用化に当たっての課題だったが、同社は材料配合設計や混練技術により、自動車部品に活用できる水準に高めた。

今後採用を目指す自動車部品の試作品

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