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ものづくり力の向上と技能尊重の風土づくりを目的に

豊田合成、「金型技能競技会」を開催

工業用品 2022-03-02

 豊田合成は2月17~18日の2日間、技能者が金型加工の技を競い合う「金型技能競技会」を西溝口工場(愛知県稲沢市)で開催した。ものづくり力の向上と技能尊重の風土づくりが開催のねらい。

競技会の様子


 同競技会は2018年から毎年開催しており、今回も内外装部品や機能部品などの金型保全部門の選抜メンバーや、仕入先の代表者ら計15人が出場。ヤスリや測定器などを駆使して金型加工の出来栄えやスピードを競う「金型仕上げ」競技に取り組んだ。

 同社から2人のほか、仕入れ先の豊田合成インテリア・マニュファクチュアリング、辻精機、青山製作所、エムエス製作所、コヅカテクノ、テイエスケイ、TMW、山口精機工業から各社1人が参加した。

 その結果、金賞は城﨑陸氏[所属:モールド事業統括部 金型製造第2課]、銀賞は奥村純平氏[所属:テイエスケイ]、銅賞は各務滉大氏[所属:モールド事業統括部金型製造第2課]、敢闘賞2人は杉山飛龍氏[所属:SS製造部SS製造技術室製造技術課]と丹羽好広氏[所属:辻精機]となった。

 同競技会では、昨年から人材育成の一環として、技能検定の資格を持った先輩が指導者役となり、競技会参加者の競技力向上をサポートしている。なお、新型コロナウイルスの感染対策のため、会場での応援を中止し、無観客で開催した。

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