信越ポリマー、精密成形品事業は増収増益

　信越ポリマーの2022年3月期第3四半期（4～12月）業績は、売上高が688億8,800万円で前年同期比23.5％増、営業利益が74億5,600万円で同59.9％増、経常利益が77億900万円で同61.1％増、純利益が56億4,700万円で同62.4％増だった。

　セグメント別では、シリコーンゴム成形品を含む精密成形品事業は、売上高が310億8,700万円で同24.0％増、営業利益が55億5,200万円で同43.9％増。半導体関連容器やキャリアテープ関連製品の出荷が順調で、OA機器用部品も主力のレーザープリンター用ローラの出荷が回復した。一方、シリコーンゴム成形品は主力のメディカル関連製品の出荷が伸び悩み、全体として売り上げは横ばいだった。