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NECネッツエスアイと共同で

住友理工、バイタルセンサーを活用したホテルサービスの実証実験を開始

工業用品 2022-01-24

 住友理工は、NECネッツエスアイ(東京都文京区、牛島祐之代表取締役執行役員社長)と、ルームマネジメントシステム(RMS)とバイタルセンサーを組み合わせたホテル向けサービスの実証実験を1月18日、ホテルコレクティブ(沖縄県那覇市)で開始した。

 実証実験では、住友理工が開発したバイタルセンサー「モニライフ」で、ホテル宿泊者の就寝時における心拍や呼吸などのバイタルデータを取得し、睡眠状態を「見える化」するとともに、それらをRMSと連携させ照明や空調の自動制御を行い、質の高い睡眠環境の提供や効率的な客室運用に活用することを目的としている。

 実証実験は1月28日まで行われ、ホテル宿泊者に快適な睡眠環境の提供が可能かの有効性を評価する。

 住友理工は、世界で初めて圧電ゴムセンサーを実用化し、バイタルセンサー「モニライフ」を開発。薄くて柔らかく、ベッドに敷いて寝るだけで、心拍や呼吸などのバイタルデータを高い精度で取得することができる。データはWeb API連携で、日々の睡眠状態や健康状態を可視化することや、他の機器と組み合わせることで遠隔医療・介護見守りなど幅広い分野への展開も可能となっている。

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