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2022年3月期第2四半期業績

フコク、防振事業は営業利益が783.6%増

工業用品 2021-10-29

 フコクの2022年3月期第2四半期(2021年4~9月)業績は、売上高が366億5,000万円、営業利益が18億2,000万円、経常利益が21億2,500万円、純利益が16億1,100万円だった。第1四半期期首から「収益認識に関する会計基準」等を適用しているため、対前年同期の増減率は公表していない。

 セグメント別では、機能品事業は売上高が165億3,100万円で前年同期比36.7%増、営業利益が19億9,600万円で同388.7%増。国内、海外とも概ね好調を維持したことに加え、生産合理化、経費削減などの体質改善が寄与した。

 防振事業は売上高が139億3,700万円で同29.3%増、営業利益が8億2,100万円で同783.6%増。受注が堅調に回復したほか、生産合理化、経費削減などにより増収増益となった。

 金属加工事業は売上高が26億8,200万円で同2.8%減、営業損失が4,300万円(前年同期は2億2,600万円の損失)。金具鋼材費の上昇や体質改善の遅れが響いた。

 ホース事業は受注が順調に回復したことにより、売上高が23億5,000万円で同38.4%増、営業利益が1億200万円(同5,100万円の損失)。

 産業機器事業は売上高が14億7,400万円で同10.8%増、営業利益が2億8,600万円で同191.9%増。受注が順調に回復したことが寄与した。

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