水とシロアリの侵入を防ぐ
早川ゴム、住宅基礎の打継部処理材発売
工業用品 2021-10-18
早川ゴムは10月14日、住宅基礎の打継部処理材「もしもレンジャー」を発売したと発表した。
近年、豪雨・台風による住宅への浸水被害が甚大化しており、もしも自宅が浸水してしまった場合、排水から乾燥まで、約1~2週間必要となり、この期間が長くなればなるほど復旧に時間がかかるという。
「もしもレンジャー」は、そうした問題に対処するため開発された製品で、住宅基礎のコンクリート打継部に設置し、後から施工する立上りコンクリートと、水和反応によって一体化することで打継部の隙間をなくすことができる。これにより、災害時に床下浸水の浸入経路となる基礎打継部からの浸水を抑制することができ、普段は防蟻成分を含有することでシロアリの侵入を抑制することもできる。
この製品は、早川ゴムが1967年から製造・販売しているコンクリート打継止水材「スパンシール」の止水技術を応用することで、打継部において長年の悩みであったシロアリの侵入防止を実現した。
また住宅の建設工事中や床下浸水時に、浸入した水を簡単に抜くことができる住宅基礎水抜き孔システム「ベンソンMBG」を先行して販売しており、この2つの製品を組み合わせることで、基礎内への浸水に対して早期復旧が期待できるという。
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