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高い安全性を確保

カンケンフローシステム、湿式半自動ホース切断機を販売

工業用品 2021-10-11

 カンケンフローシステム(大阪府寝屋川市、飯野勝久社長)は、自社で開発した油圧ホース用の新型湿式半自動切断機を2020年8月から販売し好評を得ている。

新型の湿式半自動切断機


 新型切断機は、切断刃部分がカバーに覆われており、ホース設置後にレバー操作で前進・後進を行い、作業者が切断刃に一切触れることがないため、一般的な切断機と比べ、高い安全性を確保している。

 切断刃の可動域には安全カバーが付いており、切削油の飛び散りや手などの巻き込みを防ぐ。カバーが開いている時はセンサーが感知し切断モーターが自動で停止する仕組みとなっている。

 一般的な乾式切断機は湿式に比べて操作や持ち運びが容易だが、削りカスが飛散し火災の原因となるおそれや、回転する刃の摩擦熱でゴムが溶け、断面が均一にならないという課題点があった。

 同社の切断機は、新型機も従来機と同様に切削油をかけながら削り切るため、これらの課題点をクリアしている。

 これらの安全性に加え、きれいな切断面にもこだわった。切断刃には特注のダイヤモンド刃を採用し、ダンパーを入れて前進速度を一定に保ちワイヤーの広がりを防いでいる。工場設備や大型建機などに使われるφ32、φ38、φ50の大口径ホースにも対応し、難しいとされる6スパイラルのホースもきれいに切断できる。

 さらに、同社は切断機の作業台の高さ調整を行っており、既設の製造ラインへの導入もスムーズに行える。

 目標販売数は年間10台で、価格はオープン。電源は三相AC200V、モーター出力は3.7kW、切断可能サイズはφ6~50。

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