【初春インタビュー】豊田合成社長 宮﨑直樹氏
ものづくりの基本に立ち返り 先読みと積極課断の経営へ
工業用品 2017-02-07

何でも言い合える風土づくり
――風土改革にも取り組んだと聞きましたが。
「当社が持続的に成長するためには、全従業員が活力と一体感を持って新しいことにチャレンジしていくことが大切です。
そのための第一歩として、何でも言い合える風土づくりに向け、まず役員から変わろうということで昨年、『①私は笑顔で挨拶します②私はメンバーの話を最後まで聞きます③私はメンバーからの良い情報は〈ご苦労さま〉、悪い情報には〈ありがとう〉と言います④私はメンバーの挑戦を後押し、責任を持ちます⑤私は自分のことをもっともっと知ってもらいます』という“役員宣言5ヵ条を策定しました。
役員に続いて理事・参与・部門長も同じ宣言を行いました。この5ヵ条を通して、トップダウンとボトムアップのバランスが取れた活気あふれる会社にしたいと考えています」
――今後の課題についてはどうですか。
「赤字事業をなくすことが優先課題になっています。自動車部品では、欧州事業の収益改善に取り組んでおり、17年度中にブレークイーブンに、またLED事業は18年度中にブレークイーブンにすることを計画しています。
一方、海外拠点については18カ国・67拠点まで拡大してきました。当面は伸びしろが大きいインド、アセアン、中国を中心に現状をレビューし、今後の戦略を再構築していきたいと考えています」
――EV化や自動運転など、自動車メーカーの技術革新への対応は。
「自動車を取り巻く変化のスピードは予想以上に速く、それに対して当社も今年のキーワードである“先読みと積極果断”でもって、2025年くらいまでにどのようなビジネス、製品を提供していけるのかを真剣に考えないといけません。
そういう中でクルマの技術革新については、動力系の一部を除いて当社の自動車部品は引き続き使われていくとみています。自動運転などの新しいうねりに対しても、しっかり対応していきます。すでに生産しているミリ波レーダー対応エンブレムや、警告機能付ハンドルに加え、将来の自動運転時代を見据えた製品開発を進め、お客様であるカーメーカーに提案していきたいと思います」
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