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バッグの生産を3月から開始

豊田合成、メキシコに新工場設立

工業用品 2021-05-17

モンテレイ工場


 豊田合成は、エアバッグの需要拡大に対応するため、メキシコに新工場を設立、主要構成部品の1つであるバッグの生産を2021年3月から開始した。

 新工場「タペックスメキシカーナ モンテレイ工場」はメキシコ・モンテレイ市に位置し、敷地面積が約2.5万平方メートル、建屋面積が約1.4万平方メートル。3月末の従業員数は101人。

 豊田合成は、中期経営計画でエアバッグを中心とするセーフティシステム製品を、今後の事業成長を牽引する重点領域に据え、日系カーメーカーをはじめとしたユーザーへの販売拡大に注力している。バッグはコスト競争力を高めるためメキシコやベトナムなどで集中的に生産しており、今回のメキシコでの新工場稼働により、年間の生産能力は約800万個増加する。

 なお、グローバルでのエアバッグの生産能力は、2018年度から2023年度の5年間で、約1.6倍となる約1億個に拡大する計画だ。

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