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2021年3月期第3四半期業績

バルカー、シール製品事業は減収増益

工業用品 2021-01-28

 バルカーの2021年3月期第3四半期(2020年4~12月)業績は、売上高が327億4,800万円で前年同期比10.4%減、営業利益が22億4,500万円で同33.0%減、経常利益が23億9,300万円で同29.0%減、純利益が21億9,000万円で同8.5%減だった。

 セグメント別のうち、シール製品事業は売上高が231億2,500万円で同4.1%減、営業利益が29億4,000万円で同15.0%増。先端産業向けの業績が堅調に推移したものの、機器市場や海外のプラント市場向けの販売は減少した。

 機能樹脂製品事業は売上高が76億7,800万円で同23.7%減、営業損失が6億3,000万円(前年同期は5億2,000万円の利益)。主要市場からの需要が減少したことに加え、一部顧客への製品納入時期が延期されたことや大型案件の見直し等で減収減益となった。

 シリコンウエハーリサイクル事業他は売上高が19億4,500万円で同18.9%減、営業損失が6,400万円(同2億7,600万円の利益)。主力事業の受託量減少で減収減益となった。

 通期業績は売上高が443億円で同8.1%減、営業利益が30億円で同28.8%減、経常利益が31億円で同27.2%減、純利益が27億円で同7.5%減を計画している。

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