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2021年3月期第2四半期業績

ナンシン、医療需要増・コロナ特例助成金などで増益

工業用品 2020-11-17

 ナンシンが11月12日に発表した2021年3月期第2四半期(4~9月)業績は、売上高が38億4,200万円で前年同期比9.1%減、営業利益が1億9,800万円で同28.4%増、経常利益が2億7,600万円で同17.2%増、純利益が1億8,900万円で同22.7%増となった。

 新型コロナウイルスの影響を受けたものの、医療用機器関連のキャスターの売上増もあり、売上高は当初予想より2%を下回る結果に踏みとどまった。また、円高による輸入コスト減少などの原価低減や経費削減策の実行などの施策を行い、雇用調整助成金(新型コロナ特例)の申請が承認されたこともあり、営業利益・経常利益・純利益は当初予想を上回った。

 通期の連結業績予想については、現在までは順調に推移しているものの、新型コロナウイルス感染症拡大の収束見通しが立たないことから、前回予想から変更していない。

 ■2021年3月期第2四半期連結期間業績予想と実績値との差異
 売上高=38億4,200万円(前回予想39億2,200万円、増減率2%減)◇営業利益=1億9,800万円(前回予想9,700万円、同4%増)◇経常利益=2億7,600万円(前回予想1億2,100万円、同28%増)◇純利益=1億8,900万円(前回予想6,700万円、同81%増)

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