2021年3月期第1四半期業績
豊田合成、コロナの減販影響で大幅な減収減益
工業用品 2020-07-31
豊田合成が7月31日に発表した2021年3月期第1四半期(4~6月)業績(IFRS)は、売上収益が1,112億1,400万円で前年同期比46.9%減、営業損失が98億900万円(前年同期は78億6,700万円の利益)、純損失が43億2,500万円(同37億800万円の利益)だった。
売上収益は、中国で主要顧客の自動車生産台数の増加があったものの、その他の地域全般で新型コロナウイルスによる減販影響などがあり減収。利益面では、緊急収益対策の実施に加え、ドイツの生産子会社を連結から除外したことによる反動はあったが、新型コロナによる減販影響が大きく、営業損益、純損益とも赤字となった。
日本は売上収益が592億9,900万円で前年同期比41.0%減、営業損失が68億8,300万円(前年同期は19億200万円の利益)。利益面では緊急収益対策による効果があったものの、新型コロナによる減販影響などで減収減益となった。
米州は売上収益が227億9,200万円で同64.5%減、営業損失が32億2,600万円(同47億600万円の利益)。日本と同様、利益面で緊急収益対策効果はあったものの、新型コロナによる減販などが響いた。
アジアは売上収益が359億100万円で同27.2%減、営業利益が10億5,800万円で同59.3%減。中国で主要顧客の生産台数増加があったものの、主にタイ、インド、インドネシアで市場が低迷するとともに、新型コロナによる減販などが影響した。利益面では、中国では増販効果や緊急収益対策により増益となったが、タイ、インド、インドネシアでの減販影響などで全体では減益となった。
欧州・アフリカは売上収益が27億1,000万円で同75.3%減、営業損失が8億3,100万円(同15億8,800万円の損失)。売上収益は減少したが、利益面では緊急収益対策や昨年12月にドイツの生産子会社を連結から外した反動もあり、赤字幅を縮小した。
第2四半期、通期業績予想を発表
豊田合成は同日、新型コロナの影響で未定としていた2021年3月期第2四半期および通期業績予想を発表した。同社ではグループの売り上げが回復しつつあることを踏まえ、コロナ感染拡大の第2波による再度の緊急事態宣言の発出などの社会的制限が実施されないことを前提として、業績予想を算定している。
■2021年3月期第2四半期業績予想
売上収益3,000億円(前年同期比28.8%減)◇営業損失25億円(前年同期は187億5,500万円の利益)◇純利益0円(同124億4,600万円の利益)
■2020年3月期通期業績予想
売上収益6,900億円(前期比15.1%減)◇営業利益180億円(同0.6%増)◇純利益80億円(同28.7%減)
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