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保冷性向上でトータルコスト減に

イノアックコーポレーション、断熱材サーマックス使用の保冷コンテナを開発

工業用品 2020-07-07

 イノアックコーポレーションは、ポリイソシアヌレートフォーム(PIR)製の高性能断熱材「サーマックス」を搭載した保冷コンテナ「ネオエース」の開発およびOEM受注を6月25日から開始している。



 ネオエースシリーズは、耐久性・遮光性・断熱性に優れたアルミニウムタイプ表皮を内外装に使用した軽量設計の保冷コンテナで、ドライアイスなどの保冷剤・蓄冷材と組み合わせてハイレベルな保冷管理を実現する。発売以来、冷凍食品・アイスクリームの店舗配送用や病院・薬局への要冷蔵医薬品の配送用として支持されてきた。

 従来品の中材には押出法ポリスチレンフォーム(XPS)製ボードを使用していたが、様々な素材で比較テストを行い、「サーマックス」を使用することで保冷性能を向上させた。


 「サーマックス」の特徴は、以下の5点―①断熱性能、②強度、③防水性、④高い品質、⑤経年劣化が少ない。これまで主に住宅や工場などの断熱材として使用されてきた。

 同社が行った比較実験によると、「サーマックス」を使用した製品は従来品よりも1時間長く-18℃以下を保つことができた。保冷性能とともに製品価格も約20%アップするが、ドライアイスなどの消耗寒材の使用量を約10%抑えられるため、ランニングコスト削減につながる。使用時期や場所によるが、イニシャルコストは平均して一年以内に回収することが可能だとしている。

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