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ファンド会社に

ブリヂストン、ユニットバス事業を譲渡

工業用品 2019-09-20

 ブリヂストンは9月20日、ユニットバス事業をファンド財産の運用および管理を行うアスパラントグループが運営するAG2号b投資事業有限責任組合(アスパラント)へ譲渡すると発表した。9月6日に株式取得契約を締結した。

 ブリヂストングループは、1990年にユニットバス事業に本格参入。主に国内で集合住宅用ユニットバスを製造・販売し、FRP(繊維強化プラスチック)を使用したユニットバスが好評を得ていたが、今回、事業ポートフォリオやリソース配分の最適化を戦略的に進める中で、ユニットバス事業の譲渡を決定した。

 事業譲渡は、新たにブリヂストン100%出資の子会社3社(持株会社の下に販売会社・製造会社)を設立し、ブリヂストン化工品ジャパンのユニットバス事業を新販売会社に、ブリヂストンEMKのユニットバス事業を新製造会社に吸収分割で承継させる。

 その後、アスパラントは新持株会社の普通株式を、第三者割当による新株発行の手法により新持株会社から取得する。普通株式の取得は、2020年1月6日に実施する予定。 

 ■アスパラントグループの概要
 ◇会社名=アスパラントグループ◇所在地=東京都港区赤坂2丁目23番1号アークヒルズフロントタワーRoP1001◇設立=2012年10月◇資本金=3,000万円◇代表者=中村彰利氏◇事業内容=ファンド財産の運用および管理

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