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標準機として展開することも検討

葛生鐵工所、コンパクトな新型ブレーダーが好評

工業用品 2019-08-21

 国内を代表するブレーダー・ブレードマシンメーカーの葛生鐵工所(埼玉県川口市、葛生誠一郎社長)は、ユーザーニーズとして近年多く寄せられている①機械躯体のコンパクト化による設置場所の省スペース化②稼働時の音や振動発生の大幅な抑制③ロボット・AI技術導入による省力化④作業現場の環境改善-の4点を重点ポイントにして、製品開発を積極的に推進している。これに基づき、昨年秋にカスタム機として「曲管ブレード用ブレードマシン」を開発し高評価を得ている。

 同機は設計などの見直しにより、同社従来機に比較してもコンパクトな躯体を実現しているほか、防音性や耐振動性の向上も図っており、設置場所選定の自由度が増している。さらに産業用大手ロボットメーカーのノウハウの採用により、少人数の現場作業員でも高精度な編上げを実現している。また駆動部への油圧使用を廃し、空圧によるエアシリンダーなどにより、油分の飛散を無くして作業現場の環境改善にも貢献している。

 なお同機は納入先から高い評価を得ているほか、その性能の高さを聞きつけた他社からも、製品化の要望が多く寄せられている。このため葛生鐵工所では、同機を標準機として展開することも検討している。

 なお葛生鐵工所の納入分野として、近年ではカーボン繊維やポリエステル、アラミド繊維など新素材用途向けにも実績が伸びているほか、ホース・チューブ製造以外の用途と推測される案件も増加している。同社では4点の重点ポイントを採り入れた機種開発を積極化し、一層の納入分野の拡大を図る方針。

川口市市産品フェア出展

 葛生鐵工所では、10月25-27日に埼玉県川口市のSKIPシティで開催される「川口市市産品フェア2019」に今年も出展する。

 今回も会場規模の制約上、大型の最新鋭機種の実物展示は見送り、小型機種やカタログによる展示を主体にする予定。

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