19年3月期業績
バンドー化学、産業資材事業は増収増益
工業用品 2019-05-15
バンドー化学が5月13日に発表した19年3月期業績は、売上高が941億5,700万円で前期比3.2%増、営業利益が63億9,200万円で同0.9%増、経常利益が75億5,600万円で同14.5%増、純利益が46億4,500万円で同3.1%減。純利益については、リスク分担型企業年金への移行などの影響で減益となった。
セグメント別にみると、自動車部品事業は売上高が416億5,500万円で同0.1%減、営業利益が30億4,600万円で同6.7%減。国内では自動車生産台数が前年水準で推移したことを背景に補機駆動用伝動ベルト(リブエースなど)および補機駆動用伝動システム製品(オートテンショナ、バンドースムースカップラーなど)の販売は横ばいで推移。
海外ではアジア地域で積極的な顧客開拓に注力したことにより、補機駆動用伝動システム製品およびスクーター用変速ベルトなどの販売が増加したが、米国および中国では販売が減少した。
産業資材事業は売上高が345億9,900万円で同6.9%増、営業利益が19億800万円で同0.0%増。一般産業用伝動ベルトは国内では機械受注に足踏みがみられたものの、産業機械用伝動ベルトの販売は増加。また、米国、中国およびアジア地域では販売強化により農業機械用伝動ベルトや産業機械用伝動ベルトの販売が増加。運搬ベルトは国内で鉄鋼向けなどの販売が増加した。
高機能エラストマー製品事業は売上高が152億8,300万円で同0.8%増、営業利益が7億8,600万円で同83.1%増。機能フイルム製品は建装材業界への販売強化により、建築資材用および工業資材用フイルムの販売が増加したが、医療関連製品および装飾表示製品の販売は減少した。
精密機能部品はOA機器メーカーの生産台数が横ばいで推移したものの、主要顧客向け高機能ローラおよびブレードの販売は増加した。
ロボット関連デバイス事業や電子資材事業などを含むその他事業は売上高が38億8,400万円で同42.2%増、営業利益が5億3,500万円で同69.1%増となった。
20年3月期業績予想は、Aimedic MMT買収による影響を精査中のため、現時点で合理的な算定・予想が困難として発表していない。
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