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食品分野で拡販図る

ハバジット日本、NGI社製レベリングアジャスター発売

工業用品 2019-03-04

NGI社のハイジェニックレベリングアジャスター


 ハバジット日本は、レベリングアジャスターメーカーNGI社(本社:デンマーク、オールボー)製品の販売とサポートを3月1日から開始した。ハバジットAG社(本社:スイス、バーゼル)が、2018年5月にNGI社の株式の過半数を取得し買収したことにより、日本市場ではハバジット日本が販売展開していく。

 NGI社は、食品工場や医薬品の生産設備など、高い衛生管理が要求される現場に最適なハイジェニック(高衛生規格)レベリングアジャスターの世界的リーディングカンパニー。

 同社のレベリングアジャスターは、EHEDG(1989年にヨーロッパで制定された食品の加工を目的とする機械・装置の衛生設計に関する基準)および3A(米国の食品供給者団体や酪農食品協会などを中心に組織された非営利団体3A Sanitary Standards が自主的に作成している機器・機械の衛生基準)認証を取得し、欧米で多くの大手食品メーカーの製造設備に採用実績がある。

 ハバジットとNGIの食品衛生に関する専門知識と製品群を組み合わせ、顧客にワンストップのソリューションを提供していく方針。

 食品製造機械の食品接触材であるコンベヤベルトは、溶出する化学物質で食品が汚染される可能性があるが、FSSC22000(食品安全マネジメントシステム)の構築・認証取得では、直接食品に接触する材料すべての食品安全性の明確化が義務付けられる。そこで同社では、「欧米の食品安全規格に適合したハバジット食品用ベルトとNGIレベリングアジャスターで、日本の顧客の食品衛生管理推進を強力にサポートいく」としている。

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