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難燃性・防炎性さらに向上し拡販へ

イノアックコーポレーション、断熱材「サーマックス」に新製品

工業用品 2018-03-14

 イノアックコーポレーションは、優れた断熱効果と不燃性を併せ持つ断熱材「サーマックス」の新製品を開発、2月から大手ハウスメーカーに納入を開始した。

 サーマックスは、1970年代にアメリカで開発された、耐熱性・防火性に優れたイソシアヌレートフォーム(PIR)の断熱材。世界基準の断熱材として広く知られており、日本では唯一、1980年からイノアックコーポレーションが生産販売している。

 断熱材には、硬質ウレタンフォームやフェノールフォーム、ポリスチレンフォームなど各種あるが、それぞれ防火性、防湿性、耐熱性、強度、耐候性のいずれかが劣っているなどの難点があった。

 同社のサーマックス(PIR)は、それらすべての性能を高次元で実現しているのが最大の特徴だ。

 たとえば、防火性については、硬質ウレタンは炎によって可燃性ガスを発生し燃えやすくなるが、サーマックスは燃えにくい分子構造(イソシアヌレート結合)のため、バーナーで焼いても表面が炭化するのみで内部への影響は少ない。不燃材料として国土交通省大臣認定を取得しているグレードもある。

 耐熱性については、-30℃から120℃まで広い温度範囲で使用可能なグレードもある。高温下(屋根直下等)でも変質することなく性能を発揮する。またフォーム構造が独立気泡になっているため防湿性にも優れる。

 断熱性については、熱伝導率が0.020W/mkと低く、表裏にアルミ箔面材を貼ることで遮熱性も高めている。

 軽量で扱いやすく、カッターナイフでカットできるという施工性の良さも、現場作業者から評価されている。

 施工実績も豊富で、体育館やプール等の大空間天井や省エネ住宅、乾燥炉・発熱炉、屋上防水、工場設備などに多く採用されている。

「サーマックス」は表面の単価のみで内部への影響はない

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