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18年1月9日から、「S-TEX581]

ショーワグローブ、耐切創と作業性両立の手袋を発売

工業用品 2017-11-20

S-TEX581


 ショーワグローブは、これまで困難だった「安全性・耐久性」と「作業性」を両立した耐切創手袋「S-TEX(エス・テックス)581」を、18年1月9日から発売する。

 新製品は、切創事故の危険を伴う場面で手を保護するために装着する手袋で、主に建材・自動車関連業や機械加工業などに従事する作業者に向けて開発したもの。薄くしなやかに手にフィットするので、細かな作業が可能。ステンレスやガラスなどの運搬・加工や、機械の組み立て作業といった「安全性・耐久性」と同時に「作業性」が求められる現場で大いに力を発揮する。

 安全性では、独自の「HAGANE Coil」テクノロジーの採用より耐切創レベル5を実現。同技術は、ステンレスワイヤー糸と様々な種類の繊維を組み合わせたもの。耐切創強度を保ちながら、様々な機能性を付加できる繊維(混合糸)で、ゴワつきを抑え手にしっかりとフィット。繊細な指先感覚を維持する。

 耐久性では、手のひら部分にニトリルゴムの発泡樹脂をコーティングすることで優れた耐油性と、耐摩耗レベル4を両立している。

 作業性では、同コーティングに独自のS字パターンによるプレス加工「S-press 仕上げ」を施すことで、やわらかなフィット感と高い滑り止め効果を実現。さらに、透湿性を持たせることでムレを軽減するなど、作業をより快適に行える製品となっている。

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