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2031年の創立100周年を見据え経営体制の若返り図る

ブリヂストン、代表執行役 Global CEOに森田泰博副社長が就任へ

人事 2025-10-23

 ブリヂストンは10月23日、2026年1月1日付で代表執行役 Global CEOに森田泰博代表執行役 副社長(52歳)が就任する人事を発表した。

 石橋秀一代表執行役 Global CEOは、12月31日付で代表執行役を退任し、2026年3月開催予定の定時株主総会終結時をもって、任期満了により取締役も退任する予定。

 同社では、不変の使命である「最高の品質で社会に貢献」のもと、2031年に迎える創立100周年を見据えた経営体制の若返りを図り、さらなる成長と企業価値の向上を目指す。

 同社は、中期事業計画(2024~2026年)において、経営・業務品質の向上を最優先課題に掲げ、現物現場で「価値創造によりフォーカス」している。

 事業再編・再構築(第1ステージ・第2ステージ)にめどが付き、プレミアムタイヤ事業では商品設計基盤技術「ENLITEN(エンライトン)」とモノづくり基盤技術「BCMA」の融合による“断トツ商品”強化、また、ソリューション事業では生産財系 BtoB や小売サービスの拡充など、バリューチェーン全体において社会価値・顧客価値の創造を強化する基盤が整ったことで、「質を伴った成長」ステージへの移行をスタートしたこのタイミングでトップ交代を行い、成長を加速していく。

 森田泰博(もりた・やすひろ)氏の略歴 1972年12月25日生まれ、52歳。1996年上智大学経済学部経済学科卒業、同年ブリヂストン入社、2016年Thai Bridgestoneマネージングディレクター、2018年Bridgestone(China)Investmentマネージングディレクター、2023年Bridgestone Asia Pacific CEO、2024年常務役員、2025年代表執行役 副社長。

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