櫻護謨の2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)業績は、売上高が20億5,500万円で前年同期比7.1%増、営業利益が4,400万円(前年同期は1億4,500万円の損失)、経常利益が4,400万円(同1億3,400万円の損失)、純利益が4億9,500万円(同9,200万円の損失)だった。

 セグメント別にみると、消防・防災事業は、売上高が6億2,400万円で同3.9%増、営業損失が1億6,800万円(同1億7,400万円の損失)。

 消火栓ホースは前年同期比で販売本数が増加したが、消防ホースは価格改定効果があるものの販売本数は減少。資機材は、前年同期に比べ災害備蓄用防災資機材が減少しているものの、救助用資機材の販売が増加した。利益面では、原材料価格や人件費の上昇、販促活動費の増加があったものの、付加価値の高い資機材の販売があったことから損失幅はやや縮小した。

 航空・宇宙、工業用品事業は、売上高が13億200万円で同9.3%増、営業利益が3億1,000万円で同169.3%増。

 航空・宇宙部門は、前年同期に比べ官需大型機用エンジン用部品の販売が増加。工業用品部門では、原油貯蔵向けに加え溶剤貯蔵用タンクシールの販売数が増加した。利益面では、付加価値の高い製品の販売が増加したこと、増加する生産量により固定費を吸収できたことなどから増益となった。

 不動産賃貸事業は、売上高が1億2,800万円で同2.0%増、営業利益が3,200万円で同8.5%増。

 テナント収益は引き続き堅調に推移。利益面では、管理人件費は増加しているものの、修繕費が減少したことから増益となった。

 2027年3月期通期業績は、売上高140億円で前期比3.7%減、営業利益6億9,000万円で同44.0%減、経常利益6億3,000万円で同47.0%減、純利益8億円で同20.1%増を見込んでいる。