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インド産ゴム原材料など中国産の代替品として提案

加藤産商、インド現地法人の開所式を開催

商社 New! 2026-01-13

 加藤産商(本社・東京、加藤進一社長)はインド西部グジャラート州アーメダバードにカトーサンショウ・インディアを設立した。海外拠点は14カ所目、インドは初めての拠点となる。

右から2人目が加藤進一社長、 同5人目が加藤千太郎常務


 今回のインド現地法人設立は、今後インドが世界のゴム産業の中心地になること、現在中国から輸入しているゴム原材料、薬品などが今後中国政府によって輸出制限される可能性などを考慮したもの。

祈祷の様子


 同拠点では、ゴム原材料のほか、機能性化学品、ゴム薬品の原料、アジア向けゴム薬品、樹脂マスターバッチ、その他化学品を中心に現地の日系ゴム企業に販売する。また、インド産ゴム原材料を供給不安のある中国産品の代替品として提案していく方針。

 グジャラート州アーメダバードを選択した理由については、「化学産業の集積地であること、港湾が近接し輸出入に有利であること」(加藤社長)としている。

 同拠点について、加藤社長は「当社は10年前から樹脂カラーマスターバッチ工場を合弁会社として持っており、インドローカル企業との交渉も心得ているつもりだ。こうした経験を活かし、当社現地法人では3年後の売り上げ規模10億円を目指す。特にインド産製品の輸出販売に力を入れたい。また、現在はローカル人材2人、駐在員1人の3人体制を取っているが、今後駐在員の追加も視野に入れる」と語った。

 2025年12月15日に行われた開所式には加藤社長、加藤千太郎常務、従業員らが参加。テープカットや現地の僧侶による祈祷も行われ、現地法人の繁栄に祈りを上げた。

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