顧客視点と全体最適を意識した改善活動を推進
【2026年 年頭のあいさつ】日本グローブ工業会 政岡 憲理事長
工業用品 2026-01-06
2025年は、地球規模の温暖化リスクの高まりや米国の追加関税、世界的なインフレに伴う諸経費上昇など、総じて厳しい事業環境だった。こうした厳しい状況下にもかかわらず、各会員・関連団体の皆さんがいろいろな課題に柔軟に対応し、前向きに取り組み、我々手袋業界の発展に尽力いただいたことに対して感謝申し上げる。

特に、米国の追加関税には大きな影響を受け、市場での価格転嫁とコスト・経費削減では追いつかない環境にあるが、そのような状況の時こそ、当会の理念でもある「常に安全・安心に使って頂ける手袋」の供給をモットーに、社会インフラ道具の一つとして、「より使いやすい手袋、よりお役に立つ手袋」の追求に取り組んでいる。
各省庁や関連団体の皆さんからの指導も織り込みながら、並行して5~10年後に向けた成長を描くことで「変化に強い運営基盤の構築」も推進する。
当会が60年にわたり築いてきた伝統と革新の歴史を礎に、これまで各分野で育ててきた自社規格を示す「SGマーク」や「認定マーク」をさらにブラッシュアップし、認知度を強化していく。
手袋業界を取り巻く情勢は、引き続き変化し、グローバルでの競争激化、サステナビリティへの社会的要請の高まりなど、課題は多岐にわたるが、それらの変化にも柔軟に対応しながら、2026年は当会にとって大きな転換期となる一年にしたいと考えている。
2026年も当会の事業存続の根幹である「安全・安心なモノづくり」を全会員企業に浸透させることが工業会の使命と捉え、品質についても、生産性や納期などの個別目標達成を優先するようなことがないかという点についても今一度見直し、顧客視点と全体最適を意識した改善活動を工業会として進めていく。
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