2027年7月に三井化学の装置に集約
三井化学と出光興産、「千葉地区エチレン装置集約による生産最適化」で最終合意
原材料 2025-12-19
三井化学と出光興産は、「千葉地区エチレン装置集約による生産最適化」について、FEED(フィージビリティスタディの後に行う基本設計)を進めた結果、最終合意した。
両社は、2010年にLLP制度の活用による千葉ケミカル製造有限責任事業組合(CCM)を設立。生産最適化を目的として千葉地区で両社が保有するエチレン装置の運営を行ってきた。
今回、エチレン装置集約に伴う原料調達や対象製品の生産・供給体制への影響などについて協議を重ねた結果、既存事業の競争力を一層強化することを目的に、両社のエチレン装置を三井化学側の装置1基に集約することで最終合意した。集約時期は2027年7月(出光興産千葉事業所の定修後)。対象製品は、エチレン、プロピレン、C4を代表とする全留分。エチレン装置原料は両社がCCMへ供給し、集約後は、CCMで三井化学の装置を共同運営していく。
近年、中国を中心とした大型の石油化学装置の新増設が進み、国内におけるエチレン需要が減衰していることから、国内石油化学の事業環境は今後さらに厳しさを増すと予想される。こうした環境変化に対応するため、両社は、千葉地区でそれぞれが保有するエチレン装置を1基に集約するための検討を進めていた。
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