2026年3月期第2四半期業績
藤倉コンポジット、引布加工品は増収黒字転換
決算 2025-11-10
藤倉コンポジットの2026年3月期第2四半期(2025年4~9月)業績は、売上高が202億3,000万円で前年同期比2.9%増、営業利益が26億8,400万円で同19.3%増、経常利益が28億9,200万円で同15.2%増、純利益が21億9,900万円で同2.7%増だった。
セグメント別にみると、産業用資材は、売上高が115億700万円で同0.7%増、営業利益が2億6,800万円(前年同期は400万円の損失)。
工業用品部門は、中国において自動車市場に加え住宅設備市場が依然として低調に推移しており、また、北米市場では汎用エンジン等を扱うローカル企業の受注が振るわず、減収。一方で、国内の自動車関連部品および住宅設備関連部品は受注が回復傾向にあり、増収増益。制御機器部門は、半導体市場におけるAI関連設備投資は依然として堅調に推移。一方で、半導体および液晶製造装置への投資、特に中国市場は低調に推移しており、医療関連部品と自動車関連部品は増収となったものの、液晶・半導体市場の影響が大きく、増収減益となった。
引布加工品は、売上高が17億円で同16.0%増、営業利益が1,500万円(同6,300万円の損失)。
引布部門は、電気・電子分野向けの部材や自動車関連部品の受注が好調に推移したことで増収増益。加工品部門は、舶用品分野において小型船舶用の新型救命浮器の出荷が増加したほか、防衛関連製品や変圧器向け部品の受注も好調に推移したことで増収となり営業損失が縮小した。
スポーツ用品は、売上高が68億4,800万円で同3.7%増、営業利益が27億9,100万円で同5.3%増。
ゴルフ用カーボンシャフト部門は、「VENTUS」および「SPEEDER NX」シリーズが国内外のツアーで引き続き高い使用率を維持。北米市場では自社ブランドの販売比率が増加したことで利益に貢献。国内市場では、新商品「SPEEDER NX GOLD」が売り上げに大きく貢献した。国内および韓国市場は低調に推移しているものの、日米とも自社ブランドの販売比率が高まったことで増収増益となった。アウトドア用品部門は、部分的に改善の兆しが見られるものの、全体としては依然として低調に推移した。
その他は、売上高が1億7,300万円で同0.7%増、営業利益が1,100万円で同49.4%減。運送部門は、引布加工品の輸送が増加したが、燃料費の高騰等により増収減益となった。
2026年3月期業績は、売上高407億円で前期比0.2%増、営業利益50億円で同7.6%増、経常利益52億円で同6.6%増、純利益38億円で同1.7%増を見込んでいる。
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