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創設以来70年間、音楽文化の発展に貢献

ブリヂストン吹奏楽団久留米が「メセナアワード2025」優秀賞受賞

タイヤ 2025-11-07

 2025年に創設70周年を迎えたブリヂストン吹奏楽団久留米が、企業メセナ協議会による「メセナアワード2025」優秀賞を受賞した。

 メセナアワードは、企業による芸術文化の振興と、これを通じた心豊かなより良い社会づくりの観点で、特に優れた活動を顕彰するもの。

 ブリヂストン吹奏楽団久留米は、ブリヂストンの久留米・鳥栖両工場の従業員で構成する社会人吹奏楽団。全日本吹奏楽コンクールでは4年連続(通算39回)金賞を受賞している。

 創設以来70年間、継続して従業員の業務と音楽活動の両立を支援している点や、卓越した演奏および次世代育成を通じて、工場所在地を中心に全国へ音楽がもたらす感動と喜びを届け、音楽文化の発展に貢献している点が評価された。

 ブリヂストン吹奏楽団久留米は、1955年にブリヂストン創業者・石橋正二郎氏によって創設され、1956年の同社創立25周年記念式典と市内パレードでデビュー。パレードでは、約3,000人の当時の従業員が、久留米工場から創業者から寄贈された石橋文化センターまでの約4キロメートルを行進し、同楽団がその先導を務めた。創設から70年、「最高の音楽で社会に貢献」を音楽活動の使命とし、音楽を通して地域の皆様に喜ばれ、皆様を応援できる楽団を目指し活動を続けている。

 現在所属する約60人の団員は、三交替制でタイヤを製造する「職人」でありながら、「音楽家」としても活動しており、就業時間の前後に練習を重ね、腕を磨いている。また、同社工場がある地域を中心に定期演奏会を実施しているほか、近隣施設への訪問演奏や地元の中学生や高校生への音楽指導、こどものためのコンサート開催など、音楽を通して地域貢献活動を行っている。

 同社は、団員の勤務シフトを統一するなど、団員が日々の業務と演奏活動を両立して取り組めるよう支援。また、団員と共に働く周りの従業員も、団員がコンクールや演奏会に遠征する際は業務をサポートするなど、工場で働く全従業員が一丸となってブリヂストン吹奏楽団久留米の活躍を支えている。

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