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2026年3月期第1四半期業績

藤倉コンポジット、産業用資材、引布加工品は増収黒字転換

決算 2025-08-08

 藤倉コンポジットの2026年3月期第1四半期(2025年4~6月)業績は、売上高が103億6,500万円で前年同期比10.9%増、営業利益が15億700万円で同61.4%増、経常利益が16億6,300万円で同38.8%増、純利益が12億2,600万円で同14.9%増だった。

 セグメント別にみると、産業用資材は、売上高が57億7,700万円で同6.3%増、営業利益が1億1,600万円(前年同期は4,300万円の損失)。

 工業用品部門は、中国では自動車市場の低迷、米国では汎用エンジンなどのローカル企業の受注低迷が続いたが、国内の自動車関連部品および住宅設備関連部品の受注回復が進んだことで増収増益。制御機器部門は、半導体市場においてAI半導体への設備投資、液晶市場ではOLEDへの設備投資が共に堅調に推移した。また、医療関連部品の増産により、増収となったが、一部海外の半導体設備投資の鈍化により減益となった。

 引布加工品は、売上高が9億6,800万円で同23.1%増、営業利益が2,100万円(同2,900万円の損失)。

 引布部門は、電気・電子分野向け部材の受注が好調に推移したことや、製造コスト上昇分の価格転嫁効果もあり増収増益。加工品部門は、舶用品関係で小型船舶用の新型救命浮器が出荷開始され、防衛関連製品も好調に推移したことで増収増益となった。

 スポーツ用品は、売上高が35億3,100万円で同15.9%増、営業利益が15億5,600万円で同33.9%増。ゴルフ用カーボンシャフト部門は、話題性に加えて積極的な宣伝広告と営業戦略が奏功しグローバルで好調を継続したことで増収増益。アウトドア用品部門は、アウトドア市場全体が低調に推移したことで減収減益となった。

 その他は、売上高が8,700万円で同4.0%増、営業利益が500で同38.8%減。運送部門は、産業用資材や引布加工品の輸送が増加したが、燃料費の高騰などにより増収減益となった。

 2026年3月期通期業績は、売上高407億円で前期比0.2%増、営業利益50億円で同7.6%増、経常利益52億円で同6.6%増、純利益38億円で同1.7%増を見込んでいる。

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