DX 推進を加速
UBE、基幹システムを「SAP S/4HANA Cloud」に全面刷新
原材料 2024-05-08
UBEは、新たな基幹システム「SAP S/4HANA Cloud」(データを高速に処理するためにメモリ上に保存するインメモリデータベースを活用した次世代ERP製品。超高速なデータ処理と効率的な業務運用を実現する)を導入し、運用を開始した。
同社グループは、「地球環境と人々の健康、そして豊かな未来社会に貢献するスペシャリティ化学の会社」を実現・加速するために、技術力と革新力を機軸にデータやデジタル技術を最大限に活用し、ビジネス・プロセスの改革を進めている。
DXを推進するに当たり、10 の領域(Smart Factory、Digital Marketing、Velocity R&D、Digital Management、Digital SCM、Digital ESG、Digital Back Office、Digital HR、Digital Branding、Data Analytics&AI)を設定しており、その基盤となるのが基幹システム(ERP:企業の経営資源を一元的に管理し、業務効率化を図るシステム。財務、人事、生産などの基幹業務を統合し、組織全体の生産性を向上する)であるSAP S/4HANA Cloudとなっている。導入については、2022年から構想策定を行い、計画よりも約4年前倒しで運用を開始した。
同社グループは2000年に基幹部門業務(製造、販売、会計など)を支える管理システムとしてSAP R/3を導入。その後、約 20 年にわたり運用してきたが、2027年のサポート終了が発表されたことを機に、DX推進を加速するため、SAP S/4HANA Cloud への移行を決定し、プロジェクトを発足した。
導入については、①DX推進を加速するための基盤を構築②現行システム資産を利用しながら、新システムへの移行を効率的に実施③グローバル体制における業務標準化に向け、煩雑化していた各機能を整備――を目的としている。
現行システムの資産を活用し、新規導入と比較して約1年半という短期間でSAP S/4HANA Cloudへの移行プロジェクトを完遂。さらに業務標準化の基盤を築くため、機能統廃合を行うとともに、SAP S/4HANA Cloudの新機能を活用し、データドリブンを進めていく。
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