PAGE TOP

TOYOTA GAZOO Racing IndonesiaとTCD Asia Pacific Indonesiaがサポートする選手に

横浜ゴム、アジアクロスカントリーラリーでタイヤ供給

タイヤ 2022-10-17

 横浜ゴムは、11月21~26日に開催される予定のアジア最大のクロスカントリーラリー「アジアクロスカントリーラリー2022」(AXCR)に参戦する青木拓磨選手と塙郁夫選手に、同社のSUV・ピックアップトラック用マッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR M/T G003(ジオランダー・エムティー・ジーゼロゼロサン)」を供給する。

 両選手ともにTOYOTA GAZOO Racing IndonesiaおよびTCD Asia Pacific Indonesiaのサポートを受け、チーム「FORTUNER GEOLANDAR Takuma-GP」からそれぞれ「トヨタ・フォーチュナー」で参戦する。

参戦車両のトヨタ・フォーチュナー1号車(青木拓磨選手)


参戦車両のトヨタ・フォーチュナー2号車(塙郁夫選手)


 「AXCR」はFIA(国際自動車連盟)の公認を受けダカールラリーと同格式で行われるラリーイベントで、アジア各国の山岳部やジャングル、海岸、プランテーション、サーキットなどを舞台に競われる。新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となる今年は11月21日にタイをスタートし、11月26日にカンボジアでゴールする約1,700キロのコースが予定されている。

 青木拓磨選手は二輪のテスト走行中の事故で下半身不随となりライダーを引退後、四輪ドライバーに転向し海外レースを中心に様々なレースに参戦。「AXCR」には2007年から横浜ゴムとともに参戦しており、今回で13回目となる。これまで「GEOLANDAR」装着車両で2011年に総合3位を獲得したほか、近年では2016年に総合9位、2017年に総合6位でトップ10入りを果たした。

 塙郁夫選手は日本を代表するオフロードレーサー。近年、横浜ゴムと参戦したレースでは2016年と2018年に米国で開催された「SMOKIN WHEEL’S OFFROAD GRANDPRIX」で総合優勝したほか、米国のオフロードレース「The Mint400」のクラス7で2020年に3位、今年3月に2位を獲得している。

 「GEOLANDAR M/T G003」はあらゆるオフロード路面で高い走行性能を発揮するとともに、優れたロングライフ性能を追求したタイヤ。また、オフロード感を強調した逞しくアグレッシブなデザインを実現。同商品の高いオフロード性能はレースでも数多く実証されており、2021年は米国の「2021 King Shocks Area BFE Beatdown」の4,800クラスでワンツーフィニッシュ、「2021 King Shocks Laughlin Desert Classic」の「Trick Truck」クラスで優勝している。

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物