2022年のカーボンブラック需要見通し
総需要75.8万トンで前年比6.4%増
会員限定 原材料 2022-02-24
カーボンブラック協会は2月10日、2022年のカーボンブラック需要見通しをオンラインで発表した。
日本自動車タイヤ協会は、今年の自動車生産が前年比18.0%増加するとの予測に基づき、自動車タイヤの国内販売を同6.6%増と予測。また、日本ゴム工業会は、新ゴム消費量について、タイヤ用が同8.2%増、タイヤ以外の一般ゴム用が同6.6%増、ゴム産業全体では同7.9%増加と予測している。

これらの需要予測をベースにカーボンブラック協会では、輸出入状況なども織り込んだ結果、今年のカーボンブラック総需要(輸出込み)を75万7,840トンで同6.4%増と予測した。これはワクチン接種の進展に伴い新型コロナ感染が落ち着くとの観測から、国民の消費行動回復や設備投資意欲の復活、さらに輸出増加といった経済の改善傾向が見られつつあることを勘案したもの。これにより、2021年、2022年と2年連続してプラスの予測とした。なお、カーボンブラック協会では、「オミクロン株、特に亜種による感染拡大、物流費上昇や原材料値上げによる経済活動停滞といった下振れリスクが懸念され、依然として楽観は許さない状況」としている。
総需要のうちゴム用は、自動車およびタイヤなど需要業界の見通しに準じ、66万7,486トンで同6.8%の増加を予測している。
また、内需に関しては69万9,840トンで同6.9%増を予測。このうちゴム用内需は64万9,886トンで同6.9%増と予測した。タイヤ向けは50万4,257トンで同7.0%増、一般ゴム向けは14万5,629トンで同6.6%増と予測した。
輸出は5万8,000トンで同0.8%増と予測。ゴム用は1万7,600トンで同0.2%増と予測した。
一方、2022年の輸入は15万9,890トンで同6.0%増と予測。ゴム用は14万4,890トンで同6.0%増と予測した。
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