2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向け
ブリヂストンサイクル、サポート体制強化を発表
その他 2017-02-03
ブリヂストンサイクルは2020年の東京オリンピック・パラリンピックでのメダル獲得を目標に、同社の自転車レーシングチーム及びサポート選手への体制を強化する。2月2日にベルサーレ西新宿(東京都新宿区)で会見を開き、ブリヂストン副社長兼ブリヂストンサイクル会長・西山麻比古氏やブリヂストンサイクル社長・関口匡一氏らが出席のもと、方針説明や体制発表を行った。
同社では東京五輪が開催された1964年に自転車競技部(現ブリヂストン アンカーサイクリングチーム)を創設。以来54年にわたりアスリートの強化や機材開発などのサポート活動を継続してきた。今回の体制強化は3年後に迫る東京2020オリンピック・パラリンピック開催に向けて実施するもの。同社サイクリングチームの活動に留まらず、トライアスリートやパラリンピックを目指すアスリート、若手有望選手の発掘育成など幅広いサポートを行い、機材開発を担う中央研究所を含めた「TEAM BRIDGESTONE」としてメダル獲得を目指していく方針。
具体的には、オリンピックでは同社サイクリングチームの活動支援を中心に、国内外で活動する育成ロードチーム・トラック選手やトライアスロン選手への機材をサポート。パラリンピックでは、サイクリングやトライアスロンの選手および強化指定選手に機材サポートを実施する。
また機材面では16年に発表した「PROFORMAT」(推進力最大化解析技術)を取り入れ、アスリートの力を最大限推進力に変えることのできる技術開発を進めていく。
会冒頭で登壇した関口社長は、「昨年のリオではサポートする多くの選手が活躍し、私の中でオリンピック・パラリンピックは“観戦するもの”から“目指すもの”、“支えるもの”へと意識が大きく変わった。今後も機材のような“モノ”を提供するだけではなく、挑戦する“ヒト”への支援を積極的に行っていく。3年後に向けて、選手、関係者、サポートする我々皆がワクワクする体制を築いていきたい」と抱負を述べた。
会見の後半には17年のレーシングチームおよびサポート選手が紹介され、登壇した選手達は今シーズンおよび3年後に向けて意気込みを語った。
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