【特集】合成ゴム
東ソー、CSMは中国での燃料ホース向けが堅調
会員限定 原材料 2019-12-26
東ソーの上期(4-9月)CR事業は、4-6月まで好調に推移したものの、7月以降は米国や中国、インド等の需要減少が影響した。「世界のCR需給は、需要面では米中貿易摩擦の影響があり、一方の供給面ではアランセオの増強や中国メーカーの本稼働が影響した。世界の需給は超逼迫の状況から若干緩和したといえるが、玉が余っているわけではなく、バランスはとれている」(東ソー)という。同社の販売は、得意とするウレタンフォーム用接着剤に加え、手袋用途など水系ラテックスを中心に伸びている。一方のドライグレードも、二輪用変速ベルト向けなどに底堅く推移した。
下期以降の見通しは、