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顧客企業のアイデアや設計構想を迅速に具現化

常盤ゴム、「試作工房電」と資本業務提携

商社 2025-09-24

 常盤ゴムは、金属・樹脂・プラスティックなどの量産前のハイレベルな試作加工を小ロット・短納期で実現することを最得意分野とする「試作工房電」と資本業務提携を結び、グループに迎えることを決定した。両社は100%株主を同じくする兄弟会社として共同して事業を推進していく。

 同提携は、両社が持つ「営業商社としての提案力・ネットワーク」と「試作加工による短期開発対応力」という互補的な強みを融合させ、顧客企業に対して「構想段階から量産前までをスムーズにつなぐワンストップソリューション」を提供することを目的としたもの。

 常盤ゴムは、長年の営業商社としてのノウハウ/豊富な取り扱い素材と部品のネットワーク/全国複数拠点(都内・神奈川・熊本等)を有しており、顧客ニーズを正確に把握し、適材適所で提案を行うことを得意としている。

 一方、試作工房電は、精密な樹脂・軽金属などの試作加工、建付け治具・検査治具設計製作など、量産前の試作品を迅速かつ柔軟に提供できる技術・設備(マシニングセンター、5軸機MM1,000加工機など)を保有している。

 両社がグループとなることにより、常盤ゴムの営業提案から調達・納期調整・材料選定と、試作工房電の技術・加工実行力を連動させ、「企画・設計→試作→評価→量産準備」の工程がシームレスに近くなることで設計変更対応や開発期間短縮、コスト効率の改善が期待される。

 今後は、常盤ゴムは、営業商社としての強みをより高め、顧客からアイデア段階での相談を受ける窓口をさらに機能強化。試作段階を含むプロトタイピング提案を増やすことで、顧客の新製品開発パートナーとしてのポジションを一層確固たるものとする。

 試作工房電との協業により、顧客の立場から“試作=遠回り”という認識を払拭し、“試作を早くかつ確かに経て量産化へつなげる”ための標準プロセスを構築していく。

 また、取引先企業に対しては、短期開発案件や少量多品種案件でも安心して任せられる体制を示すことで、信頼感を高め、新規顧客の開拓、および既存顧客との取引深耕を図ります。

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