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南雲会長、山石社長が平塚製造所で記念植樹

横浜ゴム、「千年の杜プロジェクト」が50万本の植樹達成

タイヤ 2017-09-21

記念植樹を行う南雲忠信会長(左)と山石昌孝社長


 横浜ゴムは2007年からスタートした植樹活動「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトが、9月14日に目標に掲げた50万本の植樹を達成。それに伴い19日に同社の南雲忠信会長、山石昌孝社長などが参加し、平塚製造所で記念植樹を行ったと20日に発表した。

 同プロジェクトは今後、得られた成果をより発展させるため、新規工場を中心に植樹、地域への苗木の提供、野鳥観察活動やCO2吸収固定量モニタリングなどの活動を継続するとともに、事業所内および周辺地域での生物多様性保全の寄与などに貢献していく。

 「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトは、創立100周年の2017年までに横浜ゴムグループの生産拠点および販売拠点、関連施設に合計50万本を植樹することを目指したグローバルな植樹活動。「参加者の環境意識の啓発」「地球温暖化の防止への貢献」「防災・環境保全林の形成」「生物多様性の保全」などを目的に、国内外で多くの植樹実績を持つ宮脇昭氏(植物生態学者/横浜国立大学名誉教授)の指導のもと、同氏の提唱する「潜在自然植生」により、その土地本来の森を再生する植樹活動を行っている。

 また、どんぐりの採取や苗木の育成、植樹などを従業員が中心となって行う「自前の杜づくり」を推進。植樹した拠点は日本をはじめ、中国、台湾、ベトナム、タイ、フィリピン、インドネシア、インド、アメリカ、ロシアなど計34拠点で、従業員やその家族、地域住民など総勢53,611名が植樹に参加している(8月20日時点)。

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