3種の実証タイヤ公開、モータースポーツを社会実装の実験場に
ブリヂストン、「サステナブルなグローバルモータースポーツ」をJMS2025で展示
タイヤ 2025-11-07
ブリヂストンは、11月9日まで東京ビッグサイトで開催中の「ジャパンモビリティーショー2025」に出展している。
今回は、「ヒトとモノの移動を支え続けるブリヂストン」をテーマに幅広い事業・技術を紹介。
ブース内では、次世代タイヤ「AirFree(エアフリー)」や商品設計基盤技術「ENLITEN(エンライトン)」に加え、タイヤ水平リサイクル実現に向けた共創活動「EVERTIRE INITIATIVE」、そして「サステナブルなグローバルモータースポーツ」などを通じて、持続可能なモビリティ社会の実現に向けた取り組みを発信した。

「サステナブルなグローバルモータースポーツ」
このうち「サステナブルなグローバルモータースポーツ」コーナーでは、モータースポーツを“走る実験室”と位置づけ、極限環境で磨いたサステナブル技術を社会へ還元する取り組みを紹介。展示は三つのタイヤで構成された。
一つ目は、11月15~16日に富士スピードウェイ(静岡県駿東郡)で開催されるスーパー耐久シリーズ最終戦となる富士大会の「ST-Q」クラスで投入予定の「サステナブル材料適用タイヤ」。

サステナブル材料適用タイヤ
再生カーボンブラックなどのサステナブル素材を採用し、トヨタやマツダ車での走行実証を行う。Bridgestone World Solar Challenge(BWSC)で培った技術を活用し、耐久性と性能の両立を検証する。
二つ目は、「2025 BWSC向け ENLITEN技術搭載タイヤ」。

展示された「2025 BWSC向け ENLITEN技術搭載タイヤ」のトレッド部分には、供給先の33大学とコースマップ(ダーウィンからアデレードまで)を記載
再生資源・再生可能資源比率65%以上の仕様で、33大学のソーラーカーに供給。オーストラリア大陸3,000キロを走破後、今回初めて現地企業と連携してケミカルリサイクルを実施し、使用済タイヤの現地循環スキームを構築した。
三つ目は、「コンセプトタイヤモデル」。

コンセプトタイヤモデル
樹脂素材を用いた将来型モデルで、リサイクル容易性の検証を目的とする。フォーミュラE向けにオールウェザー・無交換走行を想定したパターン開発を進めており、次世代モータースポーツでの展開を視野に入れる。
同社は、原材料調達からリサイクルまでバリューチェーン全体のサステナブル化を目指し、モータースポーツを通じて技術開発と実証を加速する方針。担当者は「極限の場で技術を磨き、社会へ還元していく」と語った。
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