嘉麻市に対し支援金1,712万6,000円を交付
JATMA、廃タイヤ撤去事業を支援
タイヤ 2023-02-22
日本自動車タイヤ協会は、2022年1月7日に支援費の交付を決定した福岡県嘉麻市の原状回復事業(廃タイヤの撤去)について、このほど、廃タイヤの撤去事業が完了、他の廃棄物もすべて撤去され、原状回復されたことを確認し、1月31日付で嘉麻市へ支援金1,712万6,000円を交付した。また、同支援について嘉麻市から感謝状を受領した。

嘉麻市から贈られた感謝状(木製)
福岡県嘉麻市熊ヶ畑字花熊(総面積約1万6,500平方メートル)の廃タイヤの撤去量250.14トン(2万6,707本)を撤去。撤去費用総額2,569万311円のうち1,712万6,000円(撤去費用総額の3分の2)を支援した。

撤去ビフォーアフター
同会では、自治体による廃タイヤの撤去事業を推進するため、2005年に原状回復支援制度の運用を開始した。
同制度は、自治体からの支援要請について審査を行い、支援条件に合致した場合、撤去費用総額の3分の2以下で3,000万円を上限に支援をするもの。これまで、同件を含め累計で23事案に対して3億7,926万円を支援し、299万3,013本、3万117トンの廃タイヤを撤去した。