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スポーツ性能と環境性能を両立

コンチネンタル・ジャパン、次世代のスーパースポーツタイヤを新発売

タイヤ 2022-02-10

「SportContact 7」


 コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、あらゆる車両クラスにおいてコンチネンタル史上最高のドライビングプレジャーと、高い走行安全性、優れた耐摩耗性、環境性能をともに提供する次世代スーパースポーツタイヤ「SportContact 7」を6月1日に発売する。発売サイズは19~23インチの30サイズで、順次拡大予定。価格はオープン。


 同タイヤは、発売以来「sport auto」や「AutoBild sportscars」をはじめとする海外自動車雑誌のタイヤテストで1位を数多く獲得し、高評価を得ている「SportContact 6」の後継商品。世界の自動車メーカーやチューナーの高い支持を集め、トップモデルに新車装着タイヤとして多くの採用実績があるフラッグシップモデル「SportContact」シリーズの最新商品だ。

 商品特徴は、ドライ路面とウェット路面での高速走行時に正確なハンドリングとグリップ力、コントロール性を発揮する「アダプティブ・パターン」を採用したほか、あらゆる車両/重量クラスのクルマにスポーティなドライビングフィールを提供する「テーラーメイド・コンストラクション」などを備えた。

 また、サーキットユースにも対応しており、コンチネンタルがAutoBild sportscarsと2年毎に行っている最速チャレンジイベント「Papenburg 3000」では、同タイヤを装着したKlasen Motorsのランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテが2021年、3,000mスプリントで384.12km/hを記録した。

 今回の開発では、環境負荷の低減にも注力した。欧州自動車工業会(ACEA)によると、この15年間で自動車は約10%重くなり、エンジン出力も30%近く大きくなっているが、自動車のCO2排出量は30%減っている。同タイヤでは、耐荷重を向上させるとともに耐摩耗性も大きく向上させた。燃費においても欧州タイヤラベルでグレード「C」を獲得。同社のスーパースポーツタイヤセグメントの中で最も優れた低燃費性能を有する。

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