2023年8月予定
日本ミシュランタイヤ、群馬に機能統合し本社移転
タイヤ 2021-12-23
日本ミシュランタイヤは12月23日、東京と群馬の主要部門を群馬に統合し、本社を東京都新宿区から群馬県太田市に移転すると発表した。ワークライフバランスと、健全な財務ベースの両立の観点から、東京都新宿区のオフィスは縮小し、群馬県太田市のオフィスは拡大する。愛知県名古屋市のオフィスは変更しない。統合および移転完了は、2023年8月を予定している。
今回の改革は、自動車業界の大変革や新型コロナなどによる激動の変化の中、より強固かつ柔軟な社内体制を構築し、自由な発想でイノベーションを推進するための第一歩になると位置づけている。
日本のものづくりおよび自動車産業の集積地である群馬県は、ミシュランが1991年からR&D拠点を置くゆかりの地。既存のタイヤビジネスへのサービスを継続しつつ、ミシュラングループが新戦略の柱として掲げる「タイヤ関連・タイヤを超越した」新しいソリューションを同地から発信していく。
現在、東京に勤務する社員のうち、太田に勤務場所を移す社員は、通勤可能なエリアに転居してもらうか、在宅を中心とする勤務体制に切り替える予定。
なお、統合に伴う既存顧客へのサービスへの影響ないとしている。