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メキシコで開催

TOYO TIRE、「OPEN COUNTRY」装着車がオフロードレースで総合優勝

タイヤ 2021-04-22

 TOYO TIREおよび米国タイヤ販売子会社Toyo Tire U.S.A. Corp.は、4月14日から18日の期間、メキシコ・バハカリフォルニア州で開催されたオフロードレース「第34回 SCORE San Felipe(スコア・サン フェリペ) 250」において、同社から「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給、サポートしたBryce Menzies(ブライス・メンジス)選手チームが総合優勝したほか、Andy McMillin(アンディ・マクミラン)選手が3位、Alan Ampudia(アラン・アンプディア)選手が4位と上位入賞を果たした。

Andy McMillin 選手の参戦車両


Bryce Menzies選手の参戦車両


Alan Ampudia選手の参戦車両


 34回目の開催となったSCORE San Felipe 250は、オフロードレース「SCORE World Desert Championship」(全4戦)における2021年シリーズの初戦。全280.2マイル(約450km)でタイムを競う同レースに、今年は35名の選手が参戦した。

 SCORE San Felipe 250のコースは、想定通りに走るのが困難なコースの一つ。荒涼とした砂漠に突如出現するくぼみや岩場など、悪条件のなかでの高速走行がレースの行方を左右し、タイヤには悪路における対外傷性や起伏のあるコースでのトラクション性能が求められる。

 レースでは同社製タイヤ「OPEN COUNTRY MT-R」が優れた耐久性とパフォーマンスを発揮。Bryce Menzies選手が4時間28分のタイムで総合優勝、7分後にゴールしたAndy McMillin選手が3位、Alan Ampudia選手も力強い走りで4位を獲得、TOP5のうち3選手が同社のサポートチームで占めた。

 Bryce Menzies選手は「今年のサン フェリペのコースは過酷だった。我々のチームも柔らかい砂の中に潜んだ大きな岩の衝撃に幾度となく遭遇したが、タイヤがパンクすることもなく、自信を持って運転できたことがレースに勝利できた要因だ」と、レースを振り返ってコメントした。

 同社は、今後もピックアップトラック/SUV用タイヤ市場でのプレゼンスをさらに高めていけるよう、オフロードレースへの参戦などを通じてブランド力の向上を図る。

OPEN COUNTRYシリーズ

 同社は、世界で最も過酷なオフロードレースといわれる「SCORE World Desert Championship」をはじめ、国際的に認められたレースなどに継続的に参戦、制覇してきた実力と実績を蓄積しつつ、ピックアップトラック/SUV/CUV用タイヤに求められる耐久性能や耐外傷性を高い次元で磨いてきた。これらの高い基本性能にアグレッシブなパターンデザインを両立させた「OPEN COUNTRY」シリーズは、特に大型SUV車両の普及が高い米国で高く評価、支持されている。

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