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【特集】リトレッドタイヤ

ヨコハマタイヤリトレッド、1-9月の売り上げは前年同期上回る

会員限定 タイヤ 2019-11-20

 ヨコハマタイヤリトレッドの1-9月は、前年同期を上回る売り上げだった。10月の消費税増税を前にした駆け込み需要が寄与した。ただ、1-9月の実績について峯尾和之社長は「当初見込みには到達しなかった」という。

峯尾社長(左)と高綱名古屋事業所長


 要因の一つが台タイヤ不足。リトレッドタイヤ市場全体で、11R22.5といったタイヤサイズを中心に台タイヤ不足が深刻化してきている。同社も「西日本地域を中心に厳しい状況」(峯尾社長)という。

 11R22.5の台タイヤ不足の背景にあるのが、新車タイヤサイズの移行。従来のメインサイズだった11R22.5から偏平率の低いタイヤへ移行が進みつつある。

 新車用タイヤに占める11R22.5の比率は約3分の1。一方で、リトレッドタイヤ市場での11R22.5の需要は約6割弱を占めるという。新車用タイヤでの比率低下により、リトレッドタイヤにまわる11R22.5が減少しているにもかかわらず、リトレッドタイヤ市場では依然として人気を維持。その結果、

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