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中野浩一氏「来年のメダルを期待して欲しい」

ブリヂストン、トラック用自転車が日本代表に正式採用

タイヤ 2019-09-30

自転車競技トラック日本代表に正式採用された


 ブリヂストンは9月24日、表参道ヒルズ(東京都渋谷区)で記者発表会を開き、同社とブリヂストンサイクルとが開発を進めているトラック用自転車が自転車競技トラック日本代表に正式採用されたと発表した。同トラック用自転車は、自転車競技トラック日本代表が出場する19-20年シーズンの各種大会から使用され、東京2020オリンピックに向けてさらなる開発を進めていく。

 同トラック用自転車には、「PROFORMAT(推進力最大化解析技術)」によるフレーム開発技術、ブリヂストンサイクルの競技用自転車開発のノウハウとブリヂストンのタイヤ開発で培ってきた解析技術や材料技術などを結集。「剛性」「空力」「質量」「接地」などの観点から開発を進めている。

 発表会には、日本自転車競技連盟の中野浩一トラック委員会委員長、「TEAM BRIDGESTONE Cycling」所属で日本代表強化選手の窪木一茂選手、橋本英也選手が出席。その中で中野委員長は「東京でオリンピックがあると聞いた時点で、日本の選手が日本の機材で活躍する、そして金メダルを取るというのが一番価値のあることだと思っていた。オリンピックに向けて機材も充実してきたし、選手の力もついてきたので、来年はメダルを取れると本気で言えるところまで来たと思っている。皆さんには来年のメダルを期待して欲しい」と語った。また、機材について窪木選手は「推進力と重量にこれまでのものとの違いを感じた」、橋本選手は「前作よりかなり軽量化されているし、ポジションの自由度などがかなり良くなっている」と手応えを感じていた。

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