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AIが摩耗を診断

ブリヂストン、 ウェブサイトでスタッドレスタイヤ診断

タイヤ 2019-09-04

 ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストンリテールジャパンは、AIを用いてウェブサイト上でスタッドレスタイヤの摩耗状況を診断するサービスを9月17日から全国で開始する。

 同サービスは、乗用車用タイヤのトレッド面(接地部)をスマートフォンで撮影し、その画像をウェブサイトで、AIが摩耗状況を診断し結果を表示するもの。これまで展開していた夏タイヤだけでなく、スタッドレスタイヤでも摩耗診断が可能になる。

 スタッドレスタイヤは、新品タイヤの溝深さの半分(50%摩耗)までを冬タイヤ用途で使用することができる。同社のスタッドレスタイヤにはプラットホームを搭載しており、溝深さが半分になったことを目視でわかるようになっている。同サービスでは、AIがその溝の深さの目安を基に摩耗状況を診断し、「良好」「注意」「警告」の3つのレベルで示すことができる。

 これにより、タイヤ点検サービスを提供する拠点が減少する中、ユーザー自身で手軽にタイヤの摩耗状況を確認できる。また、ユーザーが診断結果に基づき気軽にタイヤの相談ができるよう、診断結果の表示後、近くの「タイヤ館」「コクピット」での、タイヤに関する相談時間の予約サービスも一部店舗で提供する。

 ■ウェブサイト
「タイヤ館」版= https://tirecheck.taiyakan.co.jp/

「コクピット」版= https://tirecheck.cockpit.co.jp/

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