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395人の株主が出席

ブリヂストンが株主総会開催

タイヤ 2019-03-27

 ブリヂストンは3月22日午前10時から、グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)で株主総会を開催した。今年は395人の株主が出席し、1時間44分で終了した。

 株主質問では、「ブレグジットや中国の景気減速の影響」「ESG、SDGsに関する取り組み」「アジアでのローカル人材の活用」など、13人の株主から計13の質問があった。

 ブレグジットや中国の景気減速の影響に対しては、「ブレグジットについてはイギリスに工場を有しておらず、影響を受けるサプライチェーンの規模自体が小さい。影響は限定的だ。

 中国のタイヤ需要は、プレミアム領域から安値領域と幅広い。当社の強みであるプレミアム領域は、経済が多少ブレたとしても底堅い需要が見込めるので、そこを中心に伸ばしていく」と回答。

 ESG、SDGsに関する取り組みについては「最高の品質で社会に貢献という企業理念のもと、創業以来サステナビリティを念頭に置きながら事業に取り組んでいる。2018年にはグローバルのサステナブル調達の方針を発表し、企業理念をより加速させている」と回答。

 アジアでのローカル人材の活用については、「アジア大洋州地域においては、現地生え抜きの人材と他極からの人材の組み合わせで進めている。現地に精通した、市場や顧客を知っている人と別の地域のベストプラクティスの組み合わせをより活発化することで、事業としてより大きな成長が期待できる」と回答した。

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