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「YOKOHAMAまごころ基金」

横浜ゴム、「女川向学館」と「JEAN」を継続支援

タイヤ 2018-12-17

 横浜ゴムは12月17日、従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が、認定NPO法人「カタリバ」が東日本大震災で被災した子どもたちの学習支援と心のケアのために宮城県女川町に開設した「女川向学館」および海洋の環境保全活動を行う一般社団法人「JEAN」へ活動支援金を寄付したと発表した。

 それぞれの寄付金額は59万円と25万円で、横浜ゴムはマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は「女川向学館」が118万円、「JEAN」が50万円となった。両団体への支援は2017年に続き2回目となる。

 「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きし積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立したもの。横浜ゴムは同基金支援額と同額を寄付する仕組みとなっている。

 「カタリバ」(今村久美代表理事)は2001年に設立され、首都圏の高校生向けのキャリア教育活動を行ってきた。活動の一環として2011年から東日本大震災で被災した子どもたちの学習支援と心のケアを行う放課後の学校「コラボ・スクール」を開校。「女川向学館」のほか、岩手県大槌町、福島県広野町、熊本県益城町にも「コラボ・スクール」を開校している。

 「一般社団法人JEAN」(金子博代表)は、1990年9月に日本で初めての「International Coastal Cleanup(国際海岸クリーンアップ)」(通称:ICC)に参加した有志によってスタートした環境NGO。漂着・散乱ごみの調査結果の集計、関係組織との情報共有や対策推進活動に加え、海洋ごみ問題の普及啓発のための講演活動や勉強会を開催している。

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