2025年3月期第3四半期業績
ニッタ、ホース・チューブ事業が大幅増益
決算 2025-02-07
ニッタの2025年3月期第3四半期(2025年4 ~12月)業績は、売上高が668億4,900万円で前年同期比0.3%増、営業利益が41億2,000万円で同7.5%増、経常利益が110億8,900万円で同19.5%増、純利益が94億1,600万円で同23.4%増だった。
セグメント別では、ベルト・ゴム製品事業は売上高が220億6,500万円で前年同期比1.4%減、営業利益が26億1,000万円で同3.3%減。国内では電子部品向けの感温性粘着テープの需要が堅調も、前年同期に特需があったRFID製品の需要が低調だった。一方、海外では、北米で物流業界向けのベルト製品の需要が、またアジア地域で電子部品向け等のベルト製品の需要が堅調だった。
ホース・チューブ製品事業は、売上高が237億6,500万円で同0.9%減、営業利益が4億8,000万円で同407.4%増。国内では半導体製造装置向け製品が回復傾向で推移したほか、原材料価格上昇に伴う価格転嫁が進んだことに加え、自動車製造ライン向けのメカトロ製品も堅調。一方、建設機械業界向けや自動車業界向け製品が低調だった。海外では、韓国で半導体製造装置向け製品が堅調も、アジア圏、特に中国で建機や自動車業界向け製品が低調だった。
化工品事業は、売上高が93億5,100万円で同6.9%増、営業利益が6億2,800万円で同111.6%増。国内では鉄道向けゴム製品が堅調。海外でも、OA機器向けエラストマー製品や鉄道向けゴム製品が堅調だった。
その他産業用製品事業は、売上高が82億8,300万円で同2.0%減、営業利益が1億5,700万円で同60.0%減。空調製品は、半導体や電子部品等のクリーンルーム向けや病院等の空調工事に伴うフィルタ製品の需要が堅調に推移したが、測定器などの需要が低調だった。
通期業績予想を修正
同社は同日、通期業績予想を上方修正した。付加価値の高い半導体製造装置向け製品の需要の伸びや、原材料価格高騰等の販売価格への転嫁が進んだことにより、営業利益が前回の発表予想を上回る見込み。また、持分法適用会社の業績が半導体業界向け製品の需要拡大により好調に推移したため、経常利益および純利益も前回発表予想を上回るとみている。
■2025年3月期通期業績予想
◇売上高=900億円(前回予想と変わらず)◇営業利益=50億円(前回予想48億円、増減率4.2%増)◇経常利益=140億(同120億円、同16.7%増)◇純利益=115億円(同100億円、同15.0%増)
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